• 心と身体の栄養ブログ はちぶんめ

十七候 霜止出苗


【新暦:およそ4月25日~4月29日ころ】

穀雨 次候 霜止出苗(しもやみてなえいづる)

霜がおりなくなり、種籾が芽吹いて、ぐんぐんと育つころです。


熊本市内の田んぼでも苗代を見かけるようになり、いよいよお米作りが始まりました。田んぼの稲が成長していく様子に時間の流れや季節の変化を感じるのですが、皆さまはいかがでしょうか?

 

先月こんなことがありました。県外への就職で一人暮らしをすることになった甥と就職祝いにと家電を買いに行きましたら、炊飯器は要らないと言うのです。理由を尋ねると、自炊をするつもりがないのと、あまりお米はたべないので電子レンジと湯沸かしポットがあれば良いとのことでした。食嗜好の偏りを心配しつつも、一人暮らしの大変さを未だ経験していない若者が夢描く暮らしと経験知を養う機会を損ねてはならないと本人が希望するものだけ購入しましたが、どうなることやら・・・。


お米をあまり食べないとの甥の言葉に驚いたこともあり、今日の日にお米の消費量について調べてみましたら、なんということでしょう・・・。国民1人・1年あたりの米の消費量は、1962年度の118,3kgピークに一貫して減少傾向にあり、2018年度には53.5kgと約半分近くまで減少しているとのことです。その背景は人口減少はもちろんですが、単身世帯の増加や共働き世帯の増加などの社会構造変化により、ごはんを家で炊く割合が減っていることや、パン食の増加があり、家庭における1世帯あたりの年間支出金額の推移をみるとお米とパンの支出金額は2012年以降はパンの支出金額がお米の支出金額を上回っているそうです。甥の食嗜好が偏っているどころではありませんでした。


ふだんお米をしっかりと食べている自分の世界には全くない状況のため、この現実に注意が向かず鈍感であったのだと思います。確かにお米とパン・めん類だとすぐ食べれる手軽さなどからお米より使い勝手はいいかもしれませんね・・・。しかし、お米は栄養バランスもよく免疫力を高めることにも貢献する優れた食べものです。


調べてみると農林水産省のホームページ「米の消費拡大情報サイト やっぱりごはんでしょ!」の健康情報のところに”主食として米を食べる国と小麦を食べる国で新型コロナウイルスの感染者数の相関関係について、統計解析が行われた。新型コロナウイルスの感染が主食に大きく影響され、米食者は腸内細菌がよく働き、免疫機能が高くなり、感染を抑制しているのではないかと示唆されました。”のトピックスと論文へのリンクがありました(英語の論文です。日本論文はこちら)論文中に”お米の消費量以外のファクターは何も考慮しない分析ではあるが”とあるようにお米の消費量にのみ着目した分析で今後も継続した研究が必要だとは思いますがとても興味深いデータだと思います。

 

生活習慣病やダイエットに関連して糖質制限もブームですが、過度な糖質制限や誤ったダイエット方法でサルコペニアやロコモティブシンドロームになってしまう人も多く注意が必要です。お米=太るわけでは決してなく、食べすぎると・・脂肪となって蓄えられるという身体の仕組みを理解して、自分の適量を知ればよいそうです。2月にも脳科学から見たダイエット講座を開催しご参加いただきましたが、太らないようにすること、痩せることについては多くの皆さんも関心が高いことだと思います。

 

美味しいお米や野菜、お肉など、しっかり食べて、運動、睡眠をしっかりとることで太りにくい身体づくり、健康的に痩せることについて、天素体流アカデミー講師陣&プログラム監修専門家の協力をいただき、今後、機会を設けてワークショップができればと思いました。

美味しいお米をもっと食べてください・・・泣

 

2021.4.26 テンスタイルヨガスタジオ

 


参考:農林水産省ホームページ やっぱりごはんでしょ!https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/gohan.html#202009111455

公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット

https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/locomotive-syndrome/yobou.html

農林水産省ホームページ お米をめぐる参考資料

https://www.maff.go.jp/j/seisan/kikaku/kome_siryou.html



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